AGA（エージーエー）とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」です。
成人男性によくみられ、思春期以降に頭頂部や額の生え際の髪が、どちらか一方、または双方から抜けて薄くなっていきます。遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられており、抜け毛が進行して、うす毛が目立つようになります。
AGA（エージーエー）の人は全国で1,260万人、20～69歳成人男性4200万人の約3人に1人とされ、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。AGA（エージーエー）は進行性です。何もせずにほうっておくと下記のグラフのように髪の毛の数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。そのためAGA（エージーエー）は早めのケアが大切です。
板見 智：日本醫事新報 2004; No.4209: 27-29
AGAの原因と治療について
AGA脱毛部にはDHT（ジヒドロテストロン）が高濃度にみられ、AGAの原因物質と考えられています。AGA治療では5α-還元酵素阻害薬を用いてこのDHTの産生を抑え、薄毛・抜け毛の改善を図ります。通常半年から1年の内服で治療効果が確認できます。AGA治療は自由診療になります。
| 薬剤費用 | |
|---|---|
| フィナステリド（プロペシアのジェネリック、東和薬品） | 6,000円（28日分、税込み） |
| デュタステリド（ザガーロのジェネリック、東和薬品） | 8,500円（30日分、税込み） |
| デュタステリド（ザガーロのジェネリック、日新製薬） | 6,000円（30日分、税込み） |
